一花の妄想ブログ(19)
一花(36)
東京・癒し系

裸エプロン…2

20/3/1 01:23
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横目で時計を見る。午後四時…
あの人はまだ帰ってこない。

ダメ、とても我慢できない…

刺激的な格好でキッチンに立ちながら、その非日常感に嫌でも反応してしまう。
疼く身体を鎮めるべく、私は細く頼りない下着に手を伸ばした。

「んっ…」

思わず漏れた声。自分でも呆れてしまうほど、そこは熱く湿っていて…早く早くと急かすように、身体の芯の奥のほうが、刺激を求めていた。

私はそれを焦らすように、布越しに弱いところを指でなぞる。
ぷっくりと膨らんでいるそこを、くるくると円を描くようにそっと触れる。

「どうしよう…気持ちいい…」

気が付くと私は、下着の中に指を入れ、もっと…と主張してくるクリトリスをこねくり回していた。

「あ…あんっ…」

触れるか触れないかのタッチで触ってみたり、時には強く押してみたり。
どんどん敏感になっているそこを、自分の思うがままに触れる。
すると、瞬く間に愛液が溢れてきて、くちゅ…くちゅ…と、指を動かす度に音が聞こえてきた。

「ふ…っ、んんぅっ」

我慢できなくなって、とうとう私は濡れそぼっているあそこに深く指を入れた。
僅かな圧迫感に、小さく息が漏れる…

気持ちいい、けど…

足りない。
いつも激しく責め立てられて、あっという間に絶頂に導かれるあの指じゃないと、届かない。
私と主人とでは、指の長さが違うのだ。一番奥の敏感な所まで、あと何センチかが足りなくて、身体はますます焦れる。

もっと、もっと欲しい…

入り口付近のいいところを刺激して宥めるも、絶頂にはまだ遠く…身体の奥が物欲しそうにヒクヒクと収縮する。
床を濡らすほどに愛液が溢れていた。
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