一花の妄想ブログ(19)
一花(36)
東京・癒し系

裸エプロン…3

20/3/2 02:10
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どれくらいの時間、夢中になっていたんだろう?
何度か小さく達したそこを宥めながら、呼吸を整えていた。大きな波は、どうやっても掴めなかった。

そろそろ整えないと。

まだあまり力の入らない膝で立ち上がったその時、あの人が帰ってきた。

「ただいま」
「あっ…お、おかえりなさい!」

慌ててシンクで手を洗い、料理をしていたかのように取り繕う。
彼は一瞬驚いたような顔をしてから、まじまじと私の姿を見つめた。

「着てくれたんだね。似合ってるよ」
「そう、かな?」

跳ねてうるさい心臓の音を見抜かれてしまいそう。恥ずかしさから目を合わせられずにいると、腕を取られ、そのまま唇を奪われた。

「んっ…」

厚めの舌に口内を蹂躙されると、一瞬で頭が真っ白になった。痺れるような快感が腰の辺りに走り、僅かに膝が震え始める。
熱い。
彼の舌も、吐息も。

彼の大きな手が、腰からおしりに、そして太ももに。そっと撫でるように触れながら、段々と下に下にと下がってくる。内腿をさすって、そっ…と下着に触れた。
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