今回は一白水星から二黒土星に自分の星があるときについて解説します。
さて、二黒土星とはどのような自然の理を持つと思いますか?
一白水星での理屈がわかったら、簡単に思い浮かぶ人もいるかもしれませんね。
そうです。ざっくりと分類すると≪土≫と関係がとても深い星です。では具体的な説明をしてみましょう。
二黒土星とは一白水星と同じ土の中にいる種の状態です。ただ決定的に異なるのは、一白ではただ蒔いただけの種でした。ところが二黒土星は蒔いた種が土の中で少し成長した段階になるのです。
さて、ここでみなさんに質問です。
子供の頃、大人になるための成長期になんとなく関節の節々が痛くなったことはありませんか?
それこそが二黒の特徴なのです。
ここでは種が土の中で成長しています。人間の成長期同様、ただの種から土の中でひょろひょろとした毛が出てきます。人間も関節などの痛みを味わうように、運勢にも痛みが伴うのです。
そして農家さんならわかるかと思いますが、田植えをする時は蒔いた種が発芽して、少し伸びたところで広い田んぼに移動させますよね?
運勢もそれとまったく同じなのです。つまり一白で蒔いた種が二黒でも冷たく暗い地中にいて、新規展開しても何も起こらない。むしろ逆にすべてを投げ出したくなるほどうまく進まない。そう感じてしまうのです。
だけどそれは成長期なので痛みを感じるのは仕方のないことです。
ですからここでは物事のすべてを静観して、むやみやたらと動かない、動いてはいけない時期なのです。転職、新規展開はやめた方がいいでしょう。
二黒土星の人の性格
種が成長する痛みを常に味わうため、苦労性の人が多く、土の中の≪土星≫なので地味で大人っぽいところが特徴です。
土星の中でもあまり高い地位ではないので、肉体労働の建築現場や工事などに携わる仕事が向いています。
そして土星は母性の星です。土は物を育み成長させるため、愛情深い人が多いのも特徴のひとつです。またその逆に物を腐敗させる力もあります。
二黒の男性は大学に進まないとパッとしない一生を過ごしやすくなります。まだ間に合う人は今からしっかり手に職をつけるか、勉強をして上を目指すと開運します。
では次回は三碧木星です。