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ヒミツ・人妻系

nanaの妄想小説第2弾

20/5/3 16:22
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1つ前の駅で…【第2話】

勝地は経験から、女性は吐き気がしているのではないかと察した。子どもが酷い車酔いをするタイプだったから表情でなんとなく分かる。間違いない。すぐにカバンを探り、さっきコンビニで買ったチューハイと味付き玉子をビニール袋から取り出すと、空になった袋を女性に差し出し、小さな声で声をかけた。
「これを使って」
女性はすぐにビニール袋を口に持っていくと
うっと嘔吐した。ぅぅ…はぁはぁ
苦しそうに何度か戻している。間一髪だった。たぶん歩いてトイレに行くのも辛かったのだろう。勝地は人に見られないように彼女の前に立つとカバンで顔を隠すようにしてあげた。本当は背中をさすってやりたかったが、知らない女性の体に触るのは失礼だろうと遠慮したのだった。

しばらくすると女性は落ち着いたのか勝地を
見て「ありがとうございます」と囁くような声でお礼を言った。
心配なほど顔色が悪い。降りる駅を尋ねると
肩で息をするように2つ先の駅名を答えた。
勝地が降りる駅より1つ前だったが、一緒に降りてやることにした。とても1人で歩けない様子だったからだ。

こうして、2週間前の夜、2人は電車の中で出会ったのだった。

☆☆☆

「かつじさんのコレ、、すごく硬くて、んぐんぐ…大きい…」
ヂュポ…ヂュポ…ヂュポ…菜々は舌先で先端を刺激しながら吸い込むように口を動かしている。はぁはぁ…はぁ…勝地の息があがってきて思わず頭を止めるように触った。
「菜々ちゃん、上手だよ。ぁぁ…ヤバいな
イキそうになる。もう…ほら、、離して…」
菜々はイヤイヤをするように首を降ると吸引を強め根元を握る手を小刻みに上下させた。

ヂュポヂュポヂュポヂュポヂュポヂュポ
ん、ん、ん、ん、ん…
引き抜こうとする勝地に対抗するように
菜々はスピードを速める。
「うぅぅ…もう、、ダメだ、、イク!!」

3話につづく

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