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ヒミツ・人妻系

nanaの妄想小説第2弾

20/5/6 20:12
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『1つ前の駅で…』【第5話】

「でも、泊まる準備もないし…」
菜々は勝地の気が変わってしまわないように
言った。
「下のコンビニで下着と靴下だけ買ってきてください。あの、、あとはその、、一緒に寝れば寒くないし、、あ!それから…」菜々は耳元で避妊具を囁いた。勝地がまた目を丸くしているのが分かったがすぐにお風呂場に駆け込んだ。
ボディソープを塗って身体中を洗う。
さっきは夢中でフェラチオをしてしまったが、嫌われてないだろうか。それにしても
あの硬くて太いものがここに、、入るのかな?薄いアンダーヘアに付いた泡を丁寧に落とし、指を少しだけ入れてみた。中はヌルヌルとしていて、指を咥えてヒクヒクしている。菜々は顔を赤らめてシャワーを全開にした。
ルームウェアに着替えて出ると勝地がちょうどコンビニから帰ったとこだった。
菜々の上気した顔を見ると勝地の目付きが男のそれになったようで、モジモジとしてしまう。「おかえりなさい。シャワーどうぞ」
菜々はコンビニの袋に入った例の箱を取り出すと枕元の棚に置いた。


☆☆☆

出会った日から5日たった水曜日の夕方。
菜々は待ち合わせたイタリアンのお店に入った。勝地と会うのは2回目なのに余り緊張はしていない。最初から目の前で嘔吐して青ざめた姿をさらしているからだろうか?それとも勝地のゆったりとした大人の余裕だろうか?食事中、菜々はいろんなことを喋った。
文房具を作る会社で事務をしていること。28歳で独身。彼氏はいないこと。上司が少し神経質で困ること。勝地は笑いながら相槌をうって聞いてくれる。食事はあっという間に終わり、食後のエスプレッソを飲みながら菜々は気になっていたことを尋ねた。

「かつじさんは、奥様とよく食事とかに行くんですか?」

食事うんぬんよりも、、、
夫婦仲が良いのかを聞きたかったのだ。

6話につづく
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