"樹海の糸"╱Cocco
Coccoさんには
生まれ変わって こんなに
強く美しく可愛らしく
伸びやかな声、いちど代わってみたい、
そんな 憧れを持っています
代表作の "樹海の糸" は
傷み尽くし 遺った哀しみの痕を
やわらかに 静寂を保ちながらも
力強く 唄い上げていて
｢永遠を願うなら
一度だけ抱きしめて その手から離せばいい｣
別れ を想起させるサビの歌詞は
愚かさや原理を
まるで身近なものとして一文に凝縮し
こころを刺すようでいて、
彼女の声が それを 寄り添いの共感に
変えているよう…
その他の曲の歌詞の内容や
ご本人のパーソナリティに
リスナーを含め 揶揄されたり
誤解されることも多いですが
キュートで 愛らしく
しなやかな立ち振る舞いと 優しさで
ファンを大切にされていて
今現在も たくさん作品を
届けてくれています
初夏の富士山麓に 行った際
車内で この曲を流した時に
雨露に濡れた 若々しい緑たちや
またその養分となる
朽ち果てた 木々と
そこで、在ることを
補完するように 絡み合う
無数の蔦を見て
生命力を感じるこの曲が
元来 美しい原生林である樹海に
ぴったりと合い 感動しました
自然と人に愛されて 彼女もまた、愛している
心の美しい唄い手さんであると 思います🎧🌳✨