ドロシーと銀の靴(77)
ドロシー(42)
ヒミツ・人妻系

ほんとは…風味より味わいたい。

23/4/27 15:16
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映画『南極調理人』で、伊勢海老をエビフライにしている描写があり、このほど手に入った伊勢海老をいっちょエビフライにしてみようか…などと、無謀な事を考えてみた。
(しかし全て刺身となった)

例えばギャートルズの骨付き肉とか、天空の城ラピュタでドーラが齧っていたハム?とか。ぜったい美味しそう。

私は子供の頃読んだ『3匹のくま』の絵本に出てきた、オートミールがとても美味しそうに見えて、ずっと食べてみたかった。
油彩画の様ではあるが、粘土細工か、ストップモーションのアニメの様に立体感がある、魅力的な絵のイギリス民話。

妄想の上での“美味しそうな食べ物”って、
どんな味なのかも想像つかなくて、実際考えてみても何の味もしない。
どちらかと言うと味覚より、記憶の中のほのかな風味、食感を思い起こして感じている様な気もする。

松任谷由実の『海を見ていた午後』に出てくるドルフィンのソーダ水も、味というよりは心に染みる“風味”がとても興味をそそるもの。


そういえば。。

ただのインスタントコーヒーを好きな人が淹れてくれたのを口にした時、びっくりするくらい美味しいと思って『インスタントって美味しいと思った事ないけど……美味しいですね。』なんてつい言ってしまったのを、笑い合ったのもいい思い出。。。
…なんてことも、たまにはふと。

静か。穏やか。眠気。
ただすこし 肌寒いですね。

どうぞご自愛ください。
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