ドロシーと銀の靴(77)
ドロシー(42)
ヒミツ・人妻系

日曜日の朝からする話?

21/12/5 09:27
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“10カウントで終わる 世界はモノクロだった”

この歌詞と、少しウィスパーで可愛らしい声での歌い出しは、絶妙なタイミングで毎回エンディングを演出する。
アニメ版『ハイスコアガール』。

ざっくり言ってしまえば、時は90年代、アーケードゲーム全盛期。ゲーム大好き何処にでもいる小学生・矢口ハルオと、同級生で無口で美人なお嬢様、だけど格ゲーに類まれなる才能を発揮する強者・大野アキラを中心とした、ゲームと青春の物語である。

当時流行っていたアーケード格闘ゲーや、家庭用ゲーム機の進化、などなど。
中心となるのはゲームの存在。
色々細かく紹介もされていて、当時のゲームセンターを知る人には、懐かしく思い出されて楽しいのではないかと思います。

それでいて、登場人物の心情、感情、これも絶妙にヤキモキと織り交ぜられていて…
あ~もどかしいぃ…
ハルオは、“アキラの支えになってあげたい、アイツと一緒にいたい”と思うのに!
“何でも印象的に見えるよ、お前といると…”なんて思うのに!!
その感情を『好き』という言葉で認識しない。名前のない感情は、無意識に心に浸透して、いつしかほんとに大切なものへと昇華している。

私は今なら、痛いほどこの感覚が分かるので、ゲームより彼らの青春の、あからさまでない不器用で純粋な思い達にどハマりしてしまいました(*´꒳`*)
また、、おバカで鈍感で意識せず優しいハルオが愛おしい。。

“10カウントで終わる はずだった世界が色づく”

あの可愛らしい声で、サビにはそう歌う。
心地よし。


日曜の朝からコーヒー2杯目、アニメの話。
おはようございます。

今日も其々に、良き1日を。。。(╹◡╹)
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