忘月忘日
昨夜から雨が降り続いており、
だいぶ陽が昇っても薄暗い。
終日書類仕事をする。
義母と、
『今日は梅雨で、明日は夏、
あさってはお祭りで、しあさっては雪降りだな。』
と言って笑い合う。
忘月忘日
今日は朝から快晴、運動会日和である。
息子が家庭科の授業で使う
手拭いを買いがてら
某ショッピングセンターへ出掛ける。
抜けるような青空、山は緑
ところどころツツジの朱が鮮やかで
とにかく清々しい風景である。
往きは自動車道を通ったが
帰りは旧道を行く事にする。
一昨年の台風、さらに昨年の大雨の被害も
重なり、あちこち路肩が崩れていて
痛ましいのではあるが、
ところどころ沢から流れ出す水音が清冽で
自分の住んでいるところは
何と美しいところなのだろうと
改めておもう。
忘月忘日
用があり、久し振りに実家へ赴く。
ごめんくださいと声を掛けたので
たまたま家にいた父が
誰が来たのかと驚いていた。
家の裏で畑仕事をしていた母と加わり
しばし世間話をする。
近いうちに
息子の体育祭のDVDを見せに来るからと
約束する。
あちこちの田んぼで田植えをしていた。
早苗が気持ちよさそうに
風に揺れている。