体のことで弱気になるとここに来てしまう
「ロマンスドール」という小説で、ガンを患い死期が近づいたことを感じた妻がラブドール職人の夫に、私を作ってと懇願するのだけど、その妻の気持ちが何となく分かる
上手く言葉に出来ないけど…
私がここに来てるのも、きっとその妻と似たような気持ちからだと思う
この場所でやりとりする人とは、会わない限り燃え上がることはないけど、心や記憶に少しずつ、でも確実に侵食していく低温火傷のような、そういうのが多い
近頃私から誰かにメッセージを送るってことはほとんどないけど、気になる人がどこかで元気にしているならそれでいいなと思ってる
ただ、完全に忘れられるのは悲しくて、時々足跡を残してく
きっとそれぐらいがいい
それだけでいい