さりーさんのブログ(44)
さりー(60)
東京・不思議系

リトルミスサンシャイン

23/4/1 04:19
58 9
なんで知らなかったんだろ、この小品を

ひさしぶりに泣いてしまった。


有名な人は出てないが、私はこういう作品が大好きなの。


この一家の末娘が「リトルミスサンシャイン」というオーディションに行くだけの話なんだが、


見せかけだけの、中身はダメな一家の単純な話だ。


旅の途中、動きが悪くなった車を、みんなで押しながら乗るシーンがある。


日本では「船」で例えるよね、やっぱり島国なんだろう。そしてアメリカは大陸だ。ロードムービーとはよく言ったもので。


父は言う「人生の負け犬になってはいけない!」と。


しかし口をきかない息子は「とっくに負け犬じゃないか。自殺未遂に失業者に離婚寸前のママとパパ」
そう叫ぶ。




私もそうとう負け犬だ。


40才から54才までの長かった病気の日々


そしてモロモロ。しかも彼らのような家族はいない。


しかし「まだ人生は終わってないよ?死んでない」という、そこの微々たる光を求めて生きている。


彼らは、末娘のセクシーダンスが大衆には認められなくても、一番近い人々が笑えていればそれを由として、

笑ってあげようと思える相手がいるのも由としている、そこが勝ちのひとつなんだと
見ている私にそれを解らせてくれる映画だった。


関西人が特にそうであるが、家族にコケた者があっても「あら、そのかわりこうなったから良かったこともでもあったのよ?」と笑ってあげるときがあるよね?


ある意味「男はつらいよ」の世界とも言うべきか。日本人の好きな、泣き笑い、悲喜こもごも。

恨(ハン)の精神の韓国人にはちょっとわからない、手揉みのリズムのその精神


いやー、映画って、ほんとにいいものですね🎵サヨナラ、サヨナラ、サヨナラっ笑笑



お兄ちゃん役の人は三四郎相田と星野ディスコ足して2で割った様な人でしたが、スピルバーグのあの映画に出てるそうです、新しいやつ


なんだっけ?

笑笑


お爺ちゃん役はアラン・アーキン

シザーズハンズのパパ役で、「カウンセリング熊」の作者です


(c)gran-tv.jp