禁断の甘美な一時に身を委ねて、
溶けてしまいそうな熱を与え合って、
漏れる吐息と官能的な声に溺れて、
心を満たす言葉で攻めて。
心が苦しくなる恋愛はもういらない。
本気の先には苦しみしかないから。
お互いの領域を守って、
二人の時間が重なった時にだけ、
寄り添い求め合う関係性。
誰も傷付けないように。
自分も傷付かないように。
お互い、
その一時を満たし合えればいいの。
ただそれだけでいい。
そっと静かに、
内に秘めたものを解き放ちたいのに。
甘い香を纏うワタシに、
気付いてくれたらいいのに。
🎋一夜の夢でいいから。