あとやっぱり感じるのは、「内在的に怒りを抱えている人が多い」ということ。
それは私ももちろん含めて「何でこんな扱いされなきゃならない」「どうして思い通りにいかない」。そういう感じの。
それぞれが別の体験を通して同じような怒りを抱えているんだなと思う。
今に始まったことじゃなくて、過去からの歴史を通して我慢の限界に来ているんだろうなと。
その内在した暴力が自傷に走る人もいれば、他者への攻撃性に転じる人もいるし。
どっちにしろ、厳しい言い方をすれば「自分ときちんと向き合っていない」から。
見たくないこと、過去に犯した過ちを認めることが出来ればいいけど、それが無理な時期はどうしてもどこかに怒りの捌け口を作ろうとしてしまうんだよなぁ。
認められない自分がダメな訳じゃなくて、そういう時期はいずれ来る。葛藤があるのはそういうこと。
別に怒っても泣いてもいいんだよね。
方向性が間違ってなければさ。
例えば自らの過ちを認められずに嘘を重ねて証拠を隠滅してなかったことにして、自分を棚に上げて外へ向けて怒ってみせたりするような幼い精神性の人が国のトップに立ったら、国民もそういう人が出てくるよねって。
自己責任じゃないんだよね、全部連鎖してるのに。
まだ若輩者の私が言えた立場ではないのだけど、怒りのコントロールを知らない人は年齢に限らず相談内容が幼いなぁと思う人がいる。
私の親くらいの世代の人でも、「ここまで書いといて自分のやってることに気付かないんだな」っていう人。
基本メールでのやり取りしか私仕事しないのだけども、それは「文章に起こすことで冷静に会話出来るように」したいから。
言葉だとうっかり感情に任せてってこともある。もちろんそういうカウンセリングの仕方もある。
日本は我慢するのが美徳だから「建設的に話し合おう」という訓練をしないよね。
ぐちゃぐちゃな感情をどう理論的に話すか、みたいなの。
だから結構文字起こしは効果的だと思う。