その人と知り合ったのはバイトをしていた時。
お店のお客さんだった。
私は一目で彼に心を奪われた。
そして思った。
何としてもこの男を手に入れたい、と。
私は自分からは告白しない。
その代わり「好きですオーラ」を放つことにしている。
そうするとだいたいの人は気付いてくれる。
その人も、気付いてくれた。
そして何度かお店で顔を合わせた時ついに誘われた。
「食事でもいかない?」と。
バイトが終わった後にイタリアンに行った。
食事も美味しくお酒も美味しかった。
でもまだ帰りたくない。
もうちょっと、近づきたい。
「もう少し、良いかな。」
待っていた言葉を頂いた。
二人っきりになれる場所へ。
彼は口づけがとても上手くて
私はそれだけでアソコがびしょびしょ。
首筋へ這わせる唇も息遣いも最高。
旦那とは久しく感じていないこの高揚感。
・・・でも、この日は最後まではしなかった。
だから、彼はその後私の虜になった。
2年ほど彼の身体を味わうことが出来た。