喫茶去(160)
春蘭(48)
秋田・人妻系

抑止力としての母の視線

18/6/8 10:50
135 19
皆様おはようございます、春蘭です。最近の皆様の書き込みを拝見させて頂くと、また子供絡みの事件が起きたようですね。胸が痛みます。と同時に"明日は我が身か、気を引き締めねば"とも思うのです。いろんなことが重なり、しかしそれについて考え対策を取らないと誰にでも起こり得ることだと思うからです。やはりこの世で一番恐ろしいのは人の心…

「僕、○○君と帰りたくない」息子がそう言ったのは新学期早々の頃でした。同級生で同じ団地に住む少年の暴言とからかいが原因でした。それはそもそも、初めて会ったときから始まっていました。開口一番「俺はお前より1年早くここに引っ越して来たから、この町のこと完全にお前より分かってるんだからな!」と言われたのです。ぽかーんとしていた息子の横で、あたしも「そうだろうね、よろしくね」と言うのが精一杯でした。話をすると両親はあたし達より上の世代で、結婚後6年目にして授かった子だからか、原因は知りませんが妊娠自体を産婦人科医に驚かれた末の出産だったからか、「ウチの子はミラクルなんです」「ウチの子は一人っ子だから、お友達との貸し借りが出来ないんです」が母親の口癖だと分かりました。あたしは自分の生い立ちと母の教育方針、息子と体力差がある内に躾けないと制御出来なくなってからでは怖いという、あたしの思いを話しましたが「注意しても、論破するんですよ」と、何となく誇らしげ…万が一の為に緊急連絡先とか銀行の暗証番号のメモを壁に貼るより、挨拶覚えさせたら?と、何度言おうと思ったか!でもクラスも住所も一緒だし…

たしかに息子は、主人の遺伝子を受け継いだ療育センターに通うような子供です。自分が強く、思い通りにならないと泣き喚きます。覚えない・忘れる・屁理屈を並べる一筋縄ではいかない"やりづらい存在"です。しかしだからといって、躾の行き届かない犬の様な存在の鬱憤ばらしのターゲットにされる覚えはない!初めて助けを求める手を掴まねば!幸い担任の先生が親身になって下さって、「今日は国語を道徳に変えて去年の復習をしました」とお知らせ下さいます。そしてあたしは、毎日息子を迎えに行っています。大人が見ている場では、そのようなことが起きないからです。少年も少なからず背中にあたしのこんな念を感じている筈です。

坊や、コイツのバックにはあたしが居るんだ。また何かしてみな、覚悟してもらうよ
(c)gran-tv.jp