は？
癒して欲しい？
あー、パスパス
あたしは無理よ
見ず知らずの
通りすがりのあんたに
なんであたしがわざわざ繕ってまで
"癒し"を提供しなきゃなんないのよ
悪いけど
あたしはそんなに安い女じゃないわ
だいたい癒しなんてもんは
誰にでも簡単に与えられるもんじゃないし
コレが"癒し"というもんもないわ
不特定多数に向けられた
"癒し"と認識されるであろう
安っぽい言葉の羅列なんて
中身がなくてからっぽで
つまらないものだわ
そんな無意味なことをなんでこのあたしが
やんなきゃなんないのよ？
よく分かんない相手にいい事言われても
優しい言葉をかけられても
それ＝癒しにはなんないわ
そんなのその場限りの虚しいマヤカシでしかないし
こんなとこで公にそんなことばかりやったって
なんか裏があるんじゃないか？と勘繰ってしまうもんよ
長く付き合って
この人だから一緒にいたい
この人だから会いたい
この人だから話したい
この人の空気がなんか好き
この人の為なら考えたい
この人に喜んでもらいたい
それがその人にとって
心が解放されて落ち着いて
"癒し"と感じられるならば
"真の癒し"になる
あたしのリアルの仕事なんてまさにそれ
言っとくけど風俗じゃないわ
まぁサービス業ってやつね
他ではない 他にはない
"あたし"だから来てくれる
"あたし"を求めて来てくれる
心を開いて話す
心から応える
だから癒し癒される
付き合いが長くなればなるほど
癒しのパワーは強くなる
それは互いに"分かり合っている"から
愚痴を溢す人もいる
楽しく話す人もいる
秘密を語る人もいる
静かに眠る人もいる
ずっと笑顔の人もいる
嬉し涙を流す人もいる
その時間と空気が貴重であり
如何にその貴重さを実感体感してもらえるか
が大事なのよ
これはエロにも共通すること
互いに相手を思いやれるから
最高のエクスタシーを
感じ合えることができる
だからさ
あんたになんて
無理よ無理
あたしが提供する
最高の癒しとエクスタシーは
"この世でたった一人に"と
決めてるから
^ - ^Miku