あんなに愛を語り合った彼には私以外にも女性がいて
何が何だかんだかわからない精神状態で過ごしていた
私には子供がいる
口も聞かず顔も合わせない主人も存在している
気力だけでいつものように家事をこなし
仕事をこなし
子供と笑顔で過ごした
何故
私を無視し続けるこの人の為に
食事を出し
洗濯をし
近所付き合いも
庭の手入れも
主人の実家や親戚付き合いも
家のメンテナンスも
全ての育児も
全て
全て
やりこなさなければならないのだろう
虚しく
腹ただしく
寂しかった
弱い私は
再び
出会い系サイトに登録した
"話し相手が欲しい"
また振り出しに戻ったのだ