職場付近の桜、開花一号発見の夕刻。
例年の恒例。今更、珍しくも無い。
早く、帰宅して家事に取り掛からねば。
それなのに足を止めて、撮影に至ったのは多分、
もう冬のそれでは無い薄暮の、やわらかな陽光のせい。
冬が来る前に一度、成長を止めた蕾は、
気温の急激な低下、からの、新たな春に向かい、
眠りから目覚めて、花開く。
そんな、開花に必須の過程「休眠打破」。
根を張る幹が在る限り、繰り返す、ハナドキ。
サクラもそして、ヒトも。
表題は、ラテン語。
「私は、動く。」
ワタシもアナタも、何度でも、花開く。
その、培った根と幹が確かに在る、限り。
年度末、おつかれさまです。
では、また。