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和歌山・不思議系

アウトレイジ

21/5/2 01:10
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北野武監督 “初”のシリーズ化された作品、そして【全員悪人】というキャッチコピーに魅力を感た。

「過激なバイオレンスシーン」、特に「拷問シーン」では「歯科医院で治療器具を使用して村瀬組組長(石橋蓮司)を襲撃する」場面は非常に印象深い。キャストも個性的な役者さん(椎名桔平、加瀬亮、三浦友和、小日向文世、他)が多数出演されてる。

中で最も一番印象に残ったのは「椎名桔平」!!
武闘派で、端正なマスク。野性的な魅力もあり、本作では『一番惨い殺され方』をされてる。
1作目で死んでしまうのは非常に惜しい!! “はまり役”だったので、続編にも出演してもらいたかった。

「加瀬亮」は、水野(椎名桔平)とは全くタイプが違い、英語を流暢に話し、頭脳を武器とす加瀬亮」は、水野(椎名桔平)とは全くタイプが違い、英語を流暢に話し、頭脳を武器とする『現代ヤクザ』を演じている。

「三浦友和」も、今回の様な『従来のイメージを裏切る』ヤクザ役は「椎名桔平」と同様に、“見事なはまり役”だったと思う。

「小日向文世」も、唯一の「刑事役」でありながら【全員悪人】のキャッチフレーズ通り、ヤクザより『腹黒い悪党』を
したたかに”好演”している。

大友(武様)のセリフで『貧乏くじばっかりだよ!』という“フレーズ”が心に響き、非常に印象深く残っている。

ちょっとグロすぎる部分があるが、これは面白すぎる!

人間の裏を知悉した武様にしか描けない映画。天才中の天才。

彼に勝てる監督いないね。最高だね。芸術だね。
(c)gran-tv.jp