SAWでは重要なことを強く訴えている。
凄いスプラッターだが、あのようなショッキングなシーンでなければ、視聴者の多くはそれを感じ取ることが出来ないだろう。
生と死…生まれたからにはいつかは死が訪れる…そう分かっていても、気が付くと惰性で生きている時もあり、平凡に感謝さえしていない自分を反省せよ・・・そのように感じた。
社会批判も織り交ざっており、製作者の熱いハートが伝わった。
法がありルールがあるが、建前は平等であり、実際は不平等だったりする。
とても考えさせらる。
最後の最後でまさか……愕然とする結末をむかえる。
しかし、納得できる結末。なぜなら、彼は最初で最後の生還者だから。
今回は公開処刑あり、嘘の報いあり、そして、因果応法ありと、まさにジグソウの集大成といえるゲームが次々に展開されていく。
“GAME OVER”
なのは誰なのか？
それを宣告するのは誰なのか？
良心の呵責と生存本能の狭間で問われるあなたの真価、果たしてそれは与えられた命に相応しいものであるのか？