自分の脳を疑ったことがあるか？
例えば、毎日朝起きて、朝食を食べ、学校や職場に行って、家に帰ったらこうやってネットや映画を観て過ごす。
休みの日には、恋人や友人と出掛けたり、ちょっと遠出して美味しいものを食べたり
家でダラダラ過ごすのも良い、でも時には海へ行ったり、山へ行ったり、キャンプしたり、遊園地へ行ったり・・・
・・・でも本当はあなた、もうずぅぅぅぅっと以前から病室の白い壁に向かって独りでブツブツ言ってるだけなんだよ？
人間は、視覚や聴覚、嗅覚、触覚で感じ、それを脳が処理して世界を構築してる。
では、その脳がウソを吐いていたら？
世界は外になんて広がっていない。あなたの頭の中にしかない。
そんな話。
映画の感想としては、俳優の演技力が凄い。
演技でここまでできるかと・・・。
作品に合わせた体型調整…なんて生易しいものじゃない。尋常ではない痩せ方。
そしてそれに輪をかけて、鬼気迫る演技力。
後半なんてほとんど頭のイカレた男が逃げたり追ったりしてるだけだ・・・でも、片時も目を離せない。なんだったら何度も巻き戻してでも観る。
何が現実で、何がウソなのか・・・何がお前自身の妄想なのか
誰が本当のことを言っていて、誰がウソを吐いているのか・・・いや、そもそもお前に話しかけているのは誰だ？
「頭がイカレる」疑似体験ができる映画。
演技病とも言えるようなクリスチャンベールの怪演。
4ヶ月もリンゴ1つとツナ缶だけで54キロまで減量。
その後すぐバットマン撮影がありアイスクリームをドカ食いして80キロまで増量。
その後またすぐマフィア役の為ジャンクフードを食べまくり100キロ近くまで増量したらしい。
この方凄過ぎる！