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和歌山・不思議系

アメリカン・ヒストリーX

19/8/9 01:59
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エドワード・ノートン様一番好きな私としては買わずにはいられなかった。

人種差別をベースに矛盾を抱えるアメリカの今をしっかり描いた作品。
出演料の高かった別の作品への出演依頼を蹴って、この作品に出る事に決めた彼の判断に拍手。彼にしかこの役は出来なかったと思うから。

彼はこの作品のために「体作り」をしなければならなかったとのこと。
あのシュワちゃんからステロイドを使ったのかと聞かれたほど、彼の肉体は変わった。
勿論そのようなものは使わず、筋トレで作ったそうだ。
この作品(1998年製作)の前の作品「真実の行方」のなよなよした彼とは決別しているし、1年後の「ファイト・クラブ」ではパンパンに張っていた身体はフツウに戻っていた。
この作品の役作りのため、いかに努力したかの証と言えよう。

幼さも狂気も優しさも怒りも演じ分けるノートン様はすごい。
あらためてそう思う。
だからこそストーリーに現実感と重みが出る。

ノートン様ファン必見の一本。
最後のファーロングの語りはまさにこの作品を観るものへのメッセージではないだろうか。心にずっしりくる。

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