キルビル2

Vol.1と比較するとバトルシーンは激減しドラマを主体をする作風に変えてある。
前作のイメージを期待していた観客にとっては思いっきり裏切られているわけだが、私はこちらも好きだなあ。

主人公の女性がなぜビルから殺されかけたとか、ビルと主人公の関係とかを軸として、恋愛、親子の愛情の物語ってところだけど、もしこちらを先に観たらちょっとわかりづらい気もするな。
しかし、動と静でまとめ上げたキル・ビル・シリーズ、こんな映画を観ているとタランティーノ監督のしたたかな才能をすごく感じる。