【舞子と叔父さん】第5話
かずさんと両想いなんて!!
嬉しすぎる。念願のキスまでして貰って夢みたいだよ~。はぁっ…しかもさっきからずっと密着してて…変な気持ちになっちゃう。
あぁぁ、、どうしよう。Tシャツとパンツのかずさんが、、セクシーすぎる。
お互いの想いが同じだと分かると、こんなにも幸福な気持ちになるんだと感動しつつ…
同時に舞子の身体はうずうずして落ち着かなくなっていた。
それはかずひろも同じようでさっきから首筋に荒い息が吹きかかっている。
「はぁっ…ん…」
や…変な声が出ちゃった!
するとかずひろがバリッと剥がすように身体を離した。
「今はまだ叔父さんだからな…うん。離婚届をだしてきちんとしてから…正式に俺と付き合ってくれる?」
かずひろは自分に言い聞かすように私に言った。
「うん…わかった。」
照れくさいのを誤魔化すように、わざと指切りげんまんをした。私とかずさんは2週間後に恋人になるという確約をしたのだった。
しかし…
今日は園子さんがいない夜…。
時計をチラと見るとまだ10時前だ。
「かずさん…もう少しここに居てくれる?」
すがるような目で言うと
「…いや……今日は戻るよ。おやすみ」
かずひろは大人の余裕なのか、微笑みながら部屋を出ていってしまった。
残された私はさっきまで熱い息がかかっていた首筋を所在なく撫でていた。
6話に続く