『1つ前の駅で…』【第12話】
《おまえさぁ、、あんまり濡れないよね》
《痛い?そんなに痛いって言われると
やる気なくなるわぁ》
菜々は元カレ達から言われてきた言葉を思い出していた。全部自分が悪いと思っていた。女として身体が成熟していないのか…。
もしかして不感症なのかもしれない…。
しかし
そんなことを考えていた自分は間違っていたと今、はっきりわかる。
濡れない?
それはあなたの愛撫が自分勝手だったんじゃないの?私だけのせいじゃない!
痛いよ!だってあなたはちゃんとじっくり前戯してくれなかったもん!
「あんん…や…あっあっあっあっあっあっ」
舐められても舐められても、とめどなくあふれてくるこの愛液はどうだろう?こんなこと今までなかった。私はちゃんと感じられて、こんなにいやらしい声を出して腰をくねらせている。そして、、膣の中がこんなに感じるなんて初めて知った。勝地の顔の上に跨り、指でズボズボと刺激されている今、菜々は気持ちいいというか、、おしっこが漏れそうな変な感覚でおかしくなりそうだった。
「あっあっあっあっあっあっ…変だよぉ
かつじさん、、変なのぉ」
もうこの体勢でいられない…
そう思っていると、「さあ菜々、仰向けになってごらん。そろそろ指より大きいので擦ってあげよう」
勝地はそう言うと硬くイキり立つモノをゆっくり入口にあてがった。決して急がない。
菜々の太ももをパカッと開くとゆるゆると入口を広げるように先っぽでなぞる。
ヌチュヌチュ…ヌチュ…クチュクチュ…
菜々は初めて懇願した。
「あん…ねぇ…早くぅ…お願い…」
動きを止めた勝地と目が合う。
「い、入れてぇーー!かつじさん!!」
13話につづく