あなたの体温に融解する私の細胞が、
熱くて甘い蜜を溢れさせる時。
あなたとひとつになりたい。
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今は昔、お付き合いしていた人の浮気が発覚し、
黙っていればいいものを、問いただし、
何だかんだと押し問答の末、
『そんなにヤリたいのか!!』と、どっちが浮気したのかわからない様な逆ギレをされたけど、
何故そう言われたのかは忘れてしまった。
私はどうやらマゾ気質の方が強いようですが、
それもかなりハマりどころを選ぶ様子。
なので先述の沙汰も、罵られてトラウマになったとまで根に持っている出来事である。
正直今まで、オーガズムを知らずにきて、
さしてセックスが好きにもなれなかった。
罪悪感を払拭するか、自己嫌悪を増長するか、
昨今耳にする『セルフ・プレジャー』なる言葉表現。
“自慰行為”認識の多様化に伴って、私は気が向いた時にサクッと、散歩する程度の心持ちで自ら慰めるくらいが、性に合っている気がしている。
否。
発する言葉に触れるだけで、
紡がれる文章に触れるだけで、
どうしようもなく。
遺伝子が誘なうのか、抗えない欲求に押し潰されそう。
望んではいけない、けれど。
東方浄土は眩(まばゆ)いばかり。