グツグツと煮詰めていた『行程』を待ち望み、
あれから『四年鰤』となった、この8月。
先週は、有給を頂いて『秋田県』へとお邪魔させて頂きました。
前回、お邪魔した際は、秋田県ご出身である『平田篤胤大人命』の節目にあたる年とあって、
奥都城へ参らせて頂くことと『彌高神社』への参拝。
それしか なかった。
そんな中、秋田県では、提灯を『米俵』に見立て、豊作を祈るお祭り。
『東北三大祭り』の一つと名高いお祭りがあることを知り、
いつの日か、その『竿燈祭り』に肖れたらと、
この度、事前に予約していた『有料観覧席』にて、夢の舞台を堪能することができました。
竿燈の入場となるまで、隣に座っていた『大阪のおばちゃん』と意気投合。
どうやら『バスツアー』でのお越しだったようで、
おばちゃん明日は『ねぶた』へ行くのょ♪と御満悦。
私は、止まらない『おばちゃんの話』を尻目に、いよいよの竿燈の入場に目をやった。
ハッピ姿の、ういういしい『子供たち』が列をなし、
キラキラと、華やぎ輝く『笛や太鼓』のお姉ちゃん。
そして、活気に満ちた、イナセな『男達』の御一行。
夜空を彩る、幻想的な竿燈は、黄金に光輝くデッカイ『稲穂』そのもので、
ドッコイショ~の掛け声と共に、竿燈を操る『妙技』に息を呑んだ。
歴史と文化。誉れ高き『子孫』の活躍を、先代達は、どんなにかお喜びだろう。
子から孫へと受け継がれた『祭り』に対する熱き思いが髄まで伝わり、
今思えば『祭りパンツ』のモッコシに、目を向ける隙もなかった。
全国各地で、脈々と受け継がれる『伝統』は宝。
日本の宝が守られ、受け継がれていきますように。