今日から、キリスト教でのクリスマスを待ち望むアドヴェント(待降節)。
シュトレン(独: Stollen )、、、ドイツでは4週間のアドヴェントの期間、少しずつスライスして食べる習慣があります。
時間の経過とともにフルーツの風味がパンへ移っていきます。
酵母の入った生地にはレーズン、レモンピール、オレンジピールやナッツが練り込まれています。
ドイツの基準では、小麦粉に対してバターは30%以上、ドライフルーツは60%以上。
焼き上げたパンには真っ白くなるまで粉砂糖がまぶされ、その形が幼子イエスを産着で包んでいるように見えると言われています。
✩⡱
シュトレンとはドイツ語で「坑道」の意味で、トンネル型の形状から名称されました。
シュトレンの原点となる最古の記録は、1329年、ナウムブルクの司教に贈呈したクリスマスの贈り物であるとされています。
(2022年11月27日 美湖)