天ぷらは、江戸(東京)の郷土料理で、長崎天ぷらが起源です。
長崎天ぷらは、長崎の郷土料理で、南蛮料理が起源です。
奈良時代から平安時代の、中国から伝わった揚げ物は、米粉などの衣でした。
天ぷらであることの要点は、小麦粉を主体とした衣であることでしょう。
①では、どのように「長崎天ぷら」は「天ぷら」になっていったのでしょう?
16世紀
長崎天ぷら•••衣に砂糖・塩・酒を加え、ラードで揚げる。
↓
17世紀
関西に渡り、「つけ揚げ」に発展。
•••野菜を中心とした種。ラードに代わりごま油などの植物油で揚げる。
↓
1603
江戸幕府開府とともに江戸に進出。
魚介類をごま油で揚げる「ゴマ揚げ」として庶民に浸透。
(ごま油で揚げることで魚の生臭さを消し、保存期間・賞味期間を延ばした。)
②天ぷらの語源は?
ポルトガル人のキリシタンたちが、Temporas (キリスト教で肉食を断つ期間)に、油で揚げた魚や野菜を食べていた。
他にも諸説あり。
(ポルトガル語 tempêro =調味料・templo=寺の精進料理や、天麩羅(あぶら)の音読、テンピユラリ=天火揺らり など)
(ΦωΦ+)ホホゥ….