今日は「二の丑」です。
「二の丑」は毎年はありません。57%の確率です。
夏の土用の丑のには「う」のつくものをとると良いとされ、江戸時代より鰻を食べる風習があります。
鰻と言えば、竹葉亭、泉鏡花、夏目漱石、寺田寅彦、北大路魯山人、そして芸術や文学との関わり、、、という連想をしてしまいますが、もう一歩、鰻を使った言葉の表現、慣用句に触れてみたいと思います。
ご存知「鰻上り・鰻登り」「鰻の寝床」の他、「山の芋鰻になる」というのがあり、あるものがまるで別なものに変化、また、意外な出世をすることのたとえです。
寺田寅彦の短編随筆「路傍の草」(1925)にその表現が出てきます。
類句で「蕪は鶉となり、山芋は鰻となる」、逆に「山の芋鰻とならず」があります。
【暑過】(;A-`ω´-)。o○バテルヤン