『イル・ポスティーノ』(Il Postino)はイタリア映画。(1994.9.22公開)
この映画は先ず、風景、映像の美しさが高く評価されています。その舞台は、イタリアの小さな島。
音楽はルイス・エンリケス・バカロフ(アルゼンチン生まれ、イタリアで活躍)。バンドネオンの音色、時にタンゴのリズム、、、その柔らかいサウンドは風景と共に情景をつくります。
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ここでは、1950年代の一時期、チリから亡命してきた実在の詩人パブロ・ネルーダと島の青年(郵便配達員)マリオの、心の交流が描かれます。
2人はしばしば海岸で会話し、マリオは詩に親しみ、詩を詠み、次第に自らが文学や芸術に目覚めていきます。
パブロがチリに戻って、再び島を訪れた時には、既にマリオは共産活動のデモで命を落としていました。
パブロは、2人の思い出の海岸に足を運び、マリオとの日々を想い、そっと涙を流すのでした。
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