もしも私がドラえもんだったら…
第一話
「ユカえもん現る」
のび「うわっ!一体君は誰だ?
僕の机の中から出てきたりして」
ドラ「あ…、俺、ゆか…ちャうわ…」
ドラ「ドラえもん」
のび「えっと、そのドラえもんが
一体何で僕の机から?」
ドラ「とうっ!」
のび「ぎゃぁ!!!
いきなり何で殴るのさ!」
ドラ「お前はアレか?バカか?
人が机の中から
出てこれるわけないやろが!!!
お前こうやって会話形式で
進めてるからって適当な事言ってっと
ひでぇ目に合わすぞ、くらぁ!」
のび「もう十分ひどい目にあってるんだけど…」
ドラ「えっと…あれだ。
俺は未来の世界からお前を
何かいい感じでアレしに来たんだよ」
のび「み、未来の国だって?」
ドラ「うるさいわ~とにかくアレだ!
その俺は番組の趣旨上子供に
夢を与えに来た…みたいな?」
のび「もう色々突っ込み疲れたよ…」
ドラ「で、さ。
早速やけど、お前今いくら持ってる?」
のび「いきなり不穏な台詞吐くなーっ!
何こいつ未来の国の恐喝ロボット?」
ドラ「アホっ!お前 夢与えるつったら
宝くじしかねぇべよ、これ!」
のび「そんな夢は嫌だーっ」
ドラ「うるさい!いいから有り金よこせ!
…へへっ、これで宝くじ
買ってきてやるからよ~ぉ」
のび「うぅ…、ひどいよドラえもん」
のび「…それでドラえもんは
自分ではどのくらい宝くじ買ったのさ!」
ドラ「あぁん?
俺はそんなもん当たらねえと
思ってる派やから当然買ってへんよ?」
ドラ「むしろ私の姉やんが
『何かロト6当たりそう』って言ってたから
確率計算して目を覚まさしたったから」
のび「な…」
ドラ「ま、でもお前の宝くじが
当たったら俺にも半分よこせよな」
のび「うわ~ん!ひどいよ、ドラえもぉ~ん!」
━━━━━━終━━━━━━