惑いの中に今もいます
赤、白、緑と光の競演
今もなお、そこにそのままの形で取り残されている私
醒めた眼のもう一人の私が俯瞰している、そんな気分
12月8日は2022年最後の満月でした
月を眺め、月光に癒しを探す
会いもせぬ人の優しさがそこにあると念じ
手を伸ばす そうすれば指をからめられるかのように
実際に相対す時はくるのだろうか
いつか伝えあえるものがそこにあるのかと問う
諦めと情熱、漣
突如湧き上がる衝動、冷淡
距離のもどかしさ、時の流れの残酷
慕情 そこにたゆたう心
何がしたいのか?
どうしたいのか?
本当は何もかも放り出して心のままにいきたいの
…トビコンデイッテイイノ ホントウニ?…
月を見つめる
答えがそこにあるかのように見つめ続ける私
己に問いかける
答えはあるのに逃げている浅はかさ
姑息な存在を月光は今日も照らしている