若い頃からお花は好きだったけれど、いろいろな種類を知らなかったのと、バラやチューリップ、ひまわりやかすみ草などの、花束によく使われる花や目を引く花ばかりに注目していたような…。
今思えば、花の魅力のほんの一部分しか知らないのにわかったような気になっていた気がします。
20代の頃、誕生日プレゼントで友人から「この花のイメージだったから」と手渡された、純白のカラーの花束。
花の知識と本当の魅力に気づいていなかった私は、スッキリしたフォルムのシンプルな美しさがわかっていなかった。カラーに例えられて少し、淋しいような心持ちになったのを、この花を見る度に思い出します。
今はもう純白のカラーに例えられることは、ない。(笑)
でも、今は大好きなお花です。
重なり合う花弁の豪華さはないけれど、スタイリッシュで凛とした美しさが、見る人の心を奪いますね。
生きる姿勢だけでもそれに近づきたいなと思う花…です。