※妄想日記です。
今日は、面接の日。
3ヶ月前、会社を辞めてしまった。
理由はパワハラ。大好きな仕事だったけど、どうしてもパワハラがつらくて。
しばらくは、家に引きこもっていたけど、そんなことばかりはしていられない。貯金もどんどん減っていくし。
なんとか今回の面接に受かって、仕事をはじめなくては。
そう意気込んで、面接する会社に到着。
ここは下着メーカーの会社。可愛い系からセクシー系まで、幅広いジャンルの下着を展開していて、さまざまな年齢層の女性から支持されている。
あぁ、面接緊張する…会社の扉を開ける。
「こんにちは。面接に伺ったのですが…」
PCに向かっていた人に声をかける。若い男性の…社員さんかな?
「待ってましたよ!どうぞこちらへ」
奥の部屋に通された。
すごく静か。誰もいないのかな?
緊張しながら、ソファに座る。
「では、私が面接しますね。よろしくお願いします、ちいさん」
履歴書を見ながら、堅苦しい面接…というよりは、世間話多め。
会社の説明などを話してくれる。話しやすくてつい会話がはずむ。
「この会社は、頑張り次第で報酬が発生するので、頑張ってくださいね。特に社長の前ではね。なんてね笑」
笑いながら、社員さんが話してくれる。リラックスできてなんだか楽しい。
この会社なら、パワハラとは無縁かもしれない。
すると…
「では、ちいさん。これから身体検査しますね」
男性社員さんが席を立つ。
え?身体検査?どんな展開?
訳が分からないまま、自分も席を立ち、ついて行く。
「心身の健康状態などのチェックですよ」
社員さんがニヤリと笑ったような気がした。
医務室のような部屋に連れていかれると、そこには中年の男性がいた。
「この会社の社長です。」
社員さんが紹介してくれ、部屋の奥へ入るよう促される。
「これから身体検査しますよ」
社長さんが口を開く。優しい雰囲気ではあるけれど…
社長さんが身体検査するの?疑問だらけで、
「はい…よろしくお願いします」
と、思わず答えてしまった。何されるんだろう…
「まず、スーツの上着脱いで、その椅子に座って」
つづく