恋って何だ? 愛とは何だ?
たまにぼんやり考える。好みのタイプ・・とか言うけど、実はハッキリと答えられないでいる。だって答えたところで何になる?私が見つめるのは相手の心の奥。表向きの顔、優しさなどどうでもいいのだ。
人の心には善と悪が同居してる。例外なく。心に住む悪を見つめ、呑まれる事なく自分を律している男性にしか興味がない。
と、気付いたのが最近(笑)
アラフォーにして『恋愛もどき』に右往左往してたと気付くとはお粗末な話だが、気付いたからには戻れない。ずいぶん回り道をして、いろんな意味でもったいない事をしてしまった。あんな可愛く色っぽい声や、相手が眉間にシワを寄せて我慢しちゃうようなワザを安売りしてたなんて(笑)
そんな私が恋をすると何も言わないが、たぶん相手の全てが欲しくなる。身体、心、時間・・そして未来。醜いと分かっていても戻れない過去に嫉妬したり、繋がらない携帯に悶絶したり、心の在処を探り、ただただ振り向いて欲しい一心で身を焦がす。
彼を見つめる瞳、語り合う言葉、握り締める掌、抱かれる躰・・何もかもが烈しく熱を帯び、相手を灼き尽くそうとするかも知れない。
耐えられる人がいるのかなぁ・・(。・ω・。)
そんな時を経て付き合いが深まると気持ちは穏やかになり、柔らかに包み込むような暖かな光に変わる。
暗い道を独りで歩く彼を遠くから照らす灯りとなり、道を誤らないように、迷わないように、絶やさず照らし続けるだろう。
長い人生、色々ある。絶望に沈む日もあるだろう。でもね、私は静かに彼を照らし続ける。灯りが絶えない限り、人は空を見上げる。そこに希望を抱いてまた歩いて行けるから。だから照らし続ける。それが私の愛。