GWも後半に突入したが『ヒマ』だと嘆いている男性のなんと多い事。
暇だと嘆く『ヒマ』もない私と替わって頂きたいものだ(笑)
先日、同性の友人と電話で話をした。共にバツアリの独り身だ。
バツがついている女性の口癖は総じて『男はもう要らない』
男という生き物に失望しか感じていない。
逆に男性の方は彼女を切に求めて、女という生き物に希望を視ている。
どちらにも理由を訊ねるのだが、面白いのは正反対の事を言っているのに、突き詰めれば『自分の事しか考えていない』点が共通している。
男性の方は単純で分かり易いが、女性の方はそんな男性心理を見透かした上での『もう要らない』なので、かなりひねくれて男性を見ている。
『男なんて、みんな自分勝手な甘ったれ』
多くの女性からその言葉を聞いたし、私もそう思っていた。
しかし不和の原因を探っていくと、どちらも『自分勝手な甘ったれ』なのだ。
如何に自分に尽くしてくれるか?
そこで相手の愛情と価値を測っている。
それが間違いだと気付かないまま、文句ばかりを垂れ流している様は滑稽としか言い様がない。
どちらも愛情と我が儘をセットにして『気を使わない関係』を謳い、我を通し、自分の思い通りにしたがるのが諸悪の根元だ。
自分の思い通りにしたいなら、独りでいるのが筋だろう?
愛情ゆえの我が儘だと履き違えている人間に、この日本語は通じないらしい(笑)
どいつもこいつも『私(俺)を大切にして、尊重してくれるなら付き合ってもいい』と見返りありきで上から目線なのには呆れてモノが言えない。
独りは淋しいと嘆いているクセに、自ら相手を大切にしようとする気持ちすらない。
『まともな男性は探せばいるし、男性全員が自己チューな俺様じゃないんだよ?』
彼女にはいつも言うのだが、何十人も友人がいる彼女の身近に『まともな男性』はいないらしい。
友人が五人にも満たない私の身近には二人もいるというのに(笑)
当然ながら稀少な存在である。
男女の機微を本や映画で見たり、たくさんの話を聴いてきたが、歴史を重ねて時代が移り変わっても、色恋沙汰は何も変わっていない事に気付く。
それは『継承』より『踏襲』と云う表現の方がしっくり来る。
男と女は何も学ばない。