1人パソコンと向き合って残業していると後輩くんがやってきました。
『お疲れ様ー!あれ、上がったんじゃなかったっけ?』
「お疲れ様ですー!残業がんばってる乃野香さんに朗報です!差し入れ持ってきました!」
『え!やったー!』
後輩くんがコンビニのビニール袋を差し出してきてくれて、中身を見るとプリンが入ってた。
甘いもの欲していたからめちゃくちゃ嬉しい…!さすが後輩くんだなあと思った。
『わ~い!いただきます!』
「どうぞどうぞ」
私の食べる様子をずっと見ている後輩くんに次第に気まずくなる。
『な、何?』
「いーや、乃野香さんこんなのに餌付けされててかわいいなあ。夏だから隠しきれてないむちむちの腕で食べる姿がかわいいなあと思って笑」
『うっ』
絶対バカにされてる!と思ってなんとも言えない気持ちに…。
「そんなかわいい乃野香さんに、差し入れの代わりに頼みがあるんですけど…」
『な、何…?』
「今から下着姿で残業してほしいんすけど」
『え、なっ…!』
「乃野香さんもう食べ終わってるし、拒否権ないっすよ。画像のことも忘れたんすか?」
『あっ』
私は以前後輩くんに撮られた時のことを思い出した。
「大丈夫っすよ、誰もいませんから!また俺が脱がせましょうか?」
『う…自分で脱げます…』
「おっ、ちゃんと脱げるか見てますね♡」
まずブラウスのボタンに手をかけると、じーと見てくる後輩くん。
思っていたより恥ずかしくて少しでも小さくなって隠すように脱いでいく。
スカートもストッキングも脱いでどこを隠したらいいかわからない状態になった。
「下着かわいいですね」
『ん、やだ…』
「ほら、早く仕事片付けちゃって下さいよ」
『こんなの公開処刑だよぉ…』
後編に続きます。