なにげに見た母の顔
あ...
ばぁちゃんだ....
ホント、ばぁちゃんにそっくり
ふと、ばぁちゃんを思い出した
うちのばぁちゃんは106歳で
人生を終えた
大好きだったなぁ...
電車を乗り継ぎ遊びに行くのが
いつも楽しみだった
「よくきたなぁ」
あの、くしゃっとした微笑みと
何とも言えないほんわかした空気感が
好きだった
ばぁちゃんは
真っ白な頭にホントにシワだらけ
でも、お肌がつるつるで
優しい眼差しで
そのつぶらな瞳がかわいかった
そんなばぁちゃんの面影と空気感を
母に感じた
やっぱり母子だね
母もばぁちゃんくらい人生を全うできるかな
私もばぁちゃんの3代目になれるかな
私も、ばぁちゃんみたいな空気感と
温かい微笑みのばぁちゃんに
なりたいな
ふと思った