約束通り、食事をしながら、お互いのことをたくさん話していたが、私は彼との日頃のやりとりばかりが頭をよぎっていた。
(あの指で、あそこを掻き回して欲しい…。いつも電話してるようなセックスがしたい…。)
と、そればかりがループ。
彼は、約束通りそんなつもりはない様子で食事を楽しんでいて…
私と彼の温度差と、もどかしい状況に少しずつ感覚も麻痺してきて、
『ねぇ、Nくん、ホントにしたい?』
と、口から出てしまった。
「え?…したいですよ~?笑 でも、今日はしないんでしょ?」
『私から約束したもんね…。でも、私のあそこ、もう我慢できそうにないんだけど…』
約束の確認をされたことに少し苛立ち、その瞬間、麻痺していた理性が外れ…。
「ホテル行きます?本当にいいの?」
と、最後の確認をされたあと、軽く頷き、そのままホテルに。
平然を装っていたが、これからすることへのたまらない興奮と本当にいいのかという背徳感でいっぱいだった。
この感情を早く快楽に変えて欲しくて、ベッドでくつろいでいた彼を押し倒してキスを重ねた。
服の上からでもわかるほど彼の固くなったモノを足に感じて、さらに興奮した私にはもう快楽のことしか頭に残っていなかった。
キスしただけで、あそこからは愛液が溢れていて、早く触ってほしくて、彼の耳元で、
『もう我慢できない…。触らなくてもわかるくらい濡れてる…早くしたいよぉ…』
と、おねだり。
そのままお風呂に行き、お互いの体を洗いながら舌を絡めてキスを続けた。
こんなにやらしいキスをしたのが久しぶりで、あまりの気持ちよさに、早く入れて欲しい気持ちが高ぶってベッドへ。
サイトを通しての出会いだからか、普段、主人にもやらないような性癖を知っている彼に遠慮することもなく、舐めてあげると言われれば、顔面騎乗でクンニをしてもらい、
『もっと…もっとして…。Nくんの長い指入れて、奥まで掻き回して?』
とおねだりの連続。
体がビクビク反応する度に、喘ぐ声が部屋中に響いていた。
③に続く