『そういえば、来たときそんなこと言ってましたよね~。いつ落としてくれるのか楽しみにしてたんですよ?(*^^*)』
と冷たいコーヒーを渡そうとした手を握られ、
「冗談だと思ってる?じゃぁ、1分だけ時間くれない?大丈夫、口にキスはしないから。」
と、握っていた手のまま引き寄せられると、
髪を耳にかけられ、優しく頬を撫でられ…指で唇をなぞられて…
(あ…。この雰囲気負けちゃうかも…。)
首筋にRの吐息がかかり、ゆっくり首筋を舐め、耳裏、ピアスのついた耳たぶをかじられて…
耳元で、
「ゆりちゃんこの辺弱いでしょ?1分もつか楽しみだね。」
と囁かれた時には、すでに体はビクビク反応していました。
耳攻めされ、耳元でRの出す卑猥な音と、私の小さく喘ぐ声。
短い時間なのに、何十分も犯されているような感覚。
はじめは抵抗していた体も少しずつ麻痺していき、
気がつくとRを受け入れていました。
『ダメ…スイッチ入っちゃった。Rさん、降参します…でも、責任取ってくれますよね?』
と、運転席のRの上にまたがり、
『キス、口にはしてくれないんでしたっけ?じゃぁ、私も…』
と、Rと同じように、ぴちゃぴちゃと卑猥な音をたてながら耳攻めをしました。
ただ、私に触れないよう両手を押さえつけ、またがった腰をくねくねと動かしRのモノを刺激しながら。
「…ちょっ、ゆりちゃん。それは、ヤバい…」
『落として終わりだと思ってました?Sちゃんも私の性癖まではわかってなかったんですかね~。もうキスしちゃおっかな…。』
Rの返事も聞かず、両手を押さえつけたまま、唇を優しく噛んで、唇を咥えたり、舐めたり。
しばらくそうしていると、Rの顎が上がってきて、ハァハァと息がもれ始めました。
「ゆりちゃん、そんないじわるしないでちゃんとキスしよう?お願い…。」
その言葉に、クスッと笑みをこぼし、優しく唇を重ねました。
Rは、両手をふりほどき、私の腰を持ちながら、自分の固くなったモノを擦り付け、激しいキスをしてきました。
舌を絡ませ、唾液のぴちゃぴちゃという音と、二人の吐息だけが車内に響いていました。
③につづく