原作小説の邦題は「ささやかな頼み」。
中盤まではそれと分からないサスペンスホラー映画と言っていいのか。
ブログの演出など、非常に現代的なお洒落な作りになっている。
ストーリーは東野圭吾の分身に近いと思った。
処分した靴や服がすぐに元に戻っているとか、警察が間抜けすぎるとか所々におかしなところはあるが、楽しめた。
アナ・ケンドリックのドレスが脱げないシーンは面白かった。
彼女はすました美人よりもコミカルな方が似合う。
それに比べてブレイク・ライヴリーはさすがシャネルのモデルに起用されていただけのことはあって、カッコイイ。
ホラーやサスペンスを観たい人には物足りないと思うが、最近にはない一種のコメディーとしてはお勧め。