当時観るのを本当に心から楽しみにしていたのを覚えている。
だってなんとあの、アル・パチーノ様出演!
アル・パチーノ様に騙された仲間の為に再集結しているので芯から応援したくなる。
大筋とは別にそれぞれのサイドストーリーが細かく配されて観ていて飽きない。
ルーベンへの手紙、審査員の悲喜、そして最高なのがダイスの製造工場でのストライキ。これには久々に笑わせてもらった。
エレンバーキンの皺くちゃフェイスANDボディにやや目を覆いたくなる場面もあるが、私が気になったのはそこぐらいか。
アル・パチーノ様はなかなかはまり役だったと思った。
ギトギトした感じが役柄にピタリとはまりアンディ・ガルシア様との対決という意味でもなんだか往年の映画ファンには嬉しい演出だった。
シリーズの中でも最高に面白く終わり方もスッキリ鮮やかだった。