かつては「アイドル」といえば
「テレビの中にいる、選ばれた特別な存在」。
例えば、
有り得ない輝きを放つサラつやストレートロングヘア。
信じられない体力気力を秘めた細身色白の八等身。
そして、瞳の中に宿る唯一無二の一番星。
人間の三大欲求などとは無縁の、神的存在。
まさしく、idol=崇拝されるべき偶像。
そして今や、あろうことか望めばそれこそ、老若男女問わず、誰もが自分好みかつ他者からも愛される「偶像」に変身可能な時代が到来。
「 人生において、ただ一度でも「偶像」に変身してみたいなどと、おこがましいにも程がある。」
そう身の程をわきまえてはいてもやはり、長年のあいだにはふと、千載一遇のような気迷いを起こしかけるような出来事もあり。
それもまた、偽らざる事実。
油断大敵、草薙も、筆の誤り。
たいへん珍しく、電脳遊里にて落ち込む出来事あり。
「草薙、グラン辞めるってよ。」などとは特に殿方の口の端にものぼらぬであろう、ゆえに茶をひきながら消えるも一興と、在籍8年目にして「退会」の2文字が脳裏をよぎるも。
性懲りもなくまだ、ここにおります。
そんな、今秋には在籍9年目になるワタクシです。
「辞めたらもう、二度と戻らない覚悟。
別れた男とは、二度と会わない方針。」
我が人生訓に従って、なるべく穏便にひっそりと雑草の如く、この世界の片隅に居続ける事、お許しを。
YOASOBIの神曲「アイドル」が脳内無限ループしていて概ね、近頃は心持ちがイイ。
そんな最近なればこそ見た、一炊の夢もあり。
虚実皮膜、ウキヨは脳の魅せるマボロシ。
ゆえに躊躇なく心身ともにコスプレして、
キラキラとアイを謳えば世はこともなし。
結論。
YOASOBIは天才だ。
「推しの子」は今年中に読むか観るべし。
そんなわけで。
土曜日は電脳アイドル初音ミク(48)になってきます。
はぁと( *´꒳`* )
では、また。