日曜日。
某所でたまたま、めくった古雑誌にあったコラムにあったコトバ。
「ご縁にも、お休みをあげましょう。
一度、遠ざかったご縁にも、それがいつかは定かでは無いけれど再び、親しく近づく周期が来ます。」
執筆していたのは、スピリチュアル系の某有名人。
好きでも嫌いでも無かったその人の、一連の文章を読んでいてふと、崇拝レベルに大好きな大江千里サマの御歌の、歌詞の一節が浮かんだ。
「彼氏/彼女に休暇をあげなよ、
しょっちゅう、ふたりじゃ恋も疲れる。」
来し方の、恋した全てのヒトコトモノに対して人生半ばにして、思うこと。
恋情は、疲れを知らない。
少なくとも、夢中で恋している時間は。
だからこそ、恋情という熱風の後はたとえ些細な涼風でさえも、アツアツだった頃の尋常ならざる熱量がバカみたいにデカ過ぎて、その反動で必要以上に寒々しく、うら寂しく感じるところが大きいのかも?と。
でも、それでもまたふと春風は吹き、
ココロの四季はまた、必ず巡り来る。
命あり、忘れ得ぬ大切な想いがある限りは。
「疲れた。」が無意識的な口癖になりがちな今、
向こう見ずな瞳で、愚直な恋情を屈託無く、
語っていた時分/自分を振り返ってそう、思うそんな、
木曜日の夜に。
では、また。( ᵕᴗᵕ )