スマホを、5年ぶりに新調した今夏。
有線不可という昨今の仕様事情により、
初の青歯無線を試行。
「Bluetooth」という単語に、中二病的流麗さを感じながら、中1長男に指南していただきつつ、各種設定をば。
「イヤホンがしゃべった!
なんか英語でしゃべったよ!!」
文明開化の音にキャッキャしている母を横目に苦笑、
さすがはZ世代。
士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」において、
主人公の草薙素子が、自らの組んだ特殊プログラム…
「ヤク」≒「違法デジタルドラッグ」を用いて、懇意の友人(♀)たちと仮想現実空間にて、通常の触覚の域を超越した、同性同士による悦楽のひとときを、満喫する。
挿入した無線イヤホン、その、今までに無い感覚に戸惑いそして、感動しつつも。
脳内で真っ先に浮かんだのは、上掲のワンシーン。
有線でさえ、不具合で情報漏洩する不安があるのに。
いはんや、無線をや。
「嗚呼。もしかしてこの秘め事は、
誰かに聴こえてしまうかも知れない。」
そんな不安は、不安と同時に、緊張感とそして、
羞恥に由来する奇妙な高揚感を呼び覚ましそして、
理性を聴覚から侵食してゆく・・・
と、くればサイト的に多少はドラマだったのですが。
残念。
かつての昼休み。
有線イヤホンの不具合により、職場に一瞬響いたアニソンに慌てたそんな、かつての失態を思い出していまだに、職場での青歯ならず。にございます。
ちなみにそのアニソンが、ガンダムの某であった事をも、付記しつつ。
では、また。