今の職場に採用されて、後3か月ほどで8年目を迎えます。
4歳だった長男は12歳、1歳手前だった次男は9歳。
採用2年目でひょんな事からここ、電脳遊里に足を踏み入れた時にはまだ、息子2人を自転車の前後に、両腕に荷物をいっぱい抱えて朝夕、自転車通勤していました。
そんな状況下で一体、どういう時間の作り方をしてほぼ連日書き物を更新、仮装写真までも艶出してきたのかはもう、今となっては定かではありません。
草薙太夫草創期からお付き合いいただいている、あなた。
今まで、本当にありがとうございました。
何やらこの後「普通の女の子に戻ります」と続きそうな雰囲気ですが、表現が古い上に女の子でもなく、もちろん年季明けと称して退会する予定は皆無です。
「へー、まだいるのか。意外と長いね。」と、
こっそり苦笑の、私同様、古参の皆様。
すみません。まだ、おりまする。ふふり。
よもや無いとは存じますが、万が一ご用命の際には何卒、よしなに。
余談が過ぎました。失礼。
この4月、職場にて数年ぶりに、大好きで得意な分野の業務の担当に戻りました。
以前から望んでいた事だけに嬉しかったのですが、久々の担当復帰での不安もまた、あり。
しかしいざ、再開してみると「身体の一部の機能としての脳が、自然と動く」感じがして思いの外スムーズに業務に戻れました。
加えて、一度離れた事で逆に視野が広がり、以前よりも深い洞察が出来るようになった等々、新しい発見も多くありました。
たとえ何があっても、物理的遠近に関わらず、愛するモノコトヒトが在る場に付かず離れず、居続けること。
モノコトヒトへの変わらぬ愛情を、時々の深浅はあっても都度、自分自身に問い続けること。
自分の心に、愛する対象をすまわせ続けること。
どれだけ言葉や思考や策を弄しても、自分にとっての礎はただ、対象を愛するがゆえに揺るがないのだと。
職場以外の諸々をも含めてそう、認めざるを得なかった。そんな、一週間でした。
相も変わらず、無駄に熱くてすみません。
今宵は片手と心に、太宰の『斜陽』をば。
では、また。