次に印象に残っている痴漢は20歳の時。黒のブラウスにジーンズで自転車で家に向かっているところで。田舎道の夜で、暗かったんだけど、ポツンってコンビニがあって、そこだけ明るくて。そのコンビニを通り過ぎようとしたら、右から、自転車に乗った男の子にいきなり右腕を掴まれた。「金出せ。」そう言われて、慌てて、私は財布からお金を出そうとする。その間も男の子は私の腕を掴んだまま。後から知ったんだけど、この子、高校生だった。腕を掴む力が強い。ナイフでも持ってたら終わりだな。私はお金で済むなら、という気持ちだった。
「そーんな、簡単にお金出しちゃダメでしょ。」
と、その男の子の口調が急に変わった。顔、全然悪くない。白のワイシャツにグレーのズボン。自転車のカゴには黒の革カバン。普通の制服の高校生だ。なんだ、ナンパか。と、安心した私だったが、右腕はしっかり掴まれたままだったので、テキトーに会話を続ける。会話の中で高校生だという事が分かったので、歳下と分かった私は、「いくらお金に困ってても、こんな事しちゃダメだよ。」と諭した。
「分かったよ、ママ(笑)。」さっきまで震えてた私が年上ぶったのが面白かったのか、その男の子がそう言った。
「もうひとつ、困ってる事があるんだけど。」と、その男の子が切り出す。何?と聞くと、「欲求不満なの。」と囁くように。
「おっぱい、触らせて。」
エロい私は、高校生の男の子にこう言われて、興奮していた?右腕をしっかり掴まれていて、逃げられないと思ったから?
恋人だったら、良かったのに。最後まで、とかも出来たかもしれない。
どう考えてもこの状況は普通じゃないし、この状況で、最後までやったら、私の頭はおかしい。
エロい私と理性的な私のせめぎ合い。
____私が出した答えは。
「分かった。車がたくさん通ってる大通りでしない?」だった。
明るくて、人目があれば、私の自制がきく。
明るいところでするの、イヤじゃない?と言いつつ、男の子が私の自転車に股がって、サドルに座った私の後ろから、両手で私の胸を揉んだ。お尻にズボン越しだけど、男の子の固くなったモノが当たる。
何これ、最高じゃん。
次の日、しっかり警察に通報したけど。
後に何度も何度も、その男の子の感触を思い出して、オナりましたとさ。