数年前に逝去した漫画家、吉野朔実さん。
大学生の時、近所に住んでいた級友からコミックスを借りて一気に、大ファンに。
「ヒトビトのココロの、繊細な華と闇」を美麗に描かせたらきっと、この方の右に出る者はいないと思う… そんな作家でした。
約4年越しの交友となる、ゲーム繋がりの20代女子大生から恋愛相談など受けまして。
久々に読み返してみた吉野作品。
「恋愛的瞬間」。
裕福な家庭に生育されながらも、自らの生育環境に疑問を持ちまた、診療中「だけ」はコップ1杯のウォッカを常飲している心理学者／カウンセラー。
大学で講座を受け持つと同時に、メンタルクリニックにて、風変わりかつ魅力的な患者たちに日々、応対。
そんな「恋愛的瞬間」の中の、名場面集をば。
知識や記憶の蓄積をベースに、
今現在の感情を、俯瞰できるようになる。
オトナのオンナの醍醐味ですなぁ。
えっへん。
しょうもない充足感を感じつつ、
女子大生に感謝。
早春のおすそわけ、ありがと。
では、また。