【草薙電脳艶戯倶楽部】(629)
草薙(49)
ヒミツ・不明/その他

【prince】

22/12/23 22:44
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「なぎさん、AVについて語る」シリーズが何となく、定例化しそうな近頃。
AV男優・鈴木一徹氏については数年前からここで何かしら、書きたいとは思っていました。

女性人気No.1男優。甘いマスク。イケメン。
そんなふうに評価される彼の出演作を観ると、
「正直、一般的な美形とは違うけれど、女の子たちがうっとりするのはわかるかな……」とは、思います。

リアルな性描写はなく、肌の触れ合いを匂わせる、曖昧にぼやかされたラブシーン。
彼が艶出するのはそういった、いわゆる少女マンガや恋愛ドラマの世界線の延長線にある物語。
売るモノがモノなだけに、曖昧ではすまされない場面ばかりだけれど、「曖昧ですまされない場面であってもせめて、こうあって欲しいな。」という女性の夢を、見事に体現しています。

スレンダーな肢体にショートヘアの、健全系美少女と鈴木氏が戯れる動画があります。
それを観ていて感じたのは、
「女の子が楽しそうだな。そして彼も、彼女を楽しませようとしているな。」ということ。
上手く言えないのだけれど、「ほら、オレってスゴイだろう!?」みたいな尊大な雰囲気が、彼にはないのです。
それでいてただ、女性に媚びているわけでもない。
女の子を楽しませて、うっとりさせて、一緒に状況を楽しもう。
そんな、何とも独特の雰囲気があるのです。

彼が男優として活躍するのは、女性向けAV作品を制作する会社。
提供元の方針に従って仕事をするならば当然、「女性の期待」通りのふるまいとなるのでしょうが、それを引き算してもやはり元々、彼には「女性の理想の王子様としての、才能と適性」があるようには感じます。

そしてそう思う自らに、見た目や年齢からは想像できない「乙女チックな一面」を恥ずかしながらも、自覚したりもするのでした。
わりと残念な初体験を持つだけに、最初がこれだったらな……などと、思ったりもしつつな内心。

わかっています。
少女マンガは、乙女の夢の世界だってこと。

でも、わかっていても夢を見てしまう…
みなさまならわかりますよね。
男女差はあれども…

鈴木一徹。
よろしければぜひ、検索もしくはご視聴を。
そして、感想は……
場末の夢見る乙女としては、うかがったりしないほうが吉ですかしら。ね。


では、また。
(c)gran-tv.jp